姿勢 2
姿勢でわかること
性格が姿勢に現れることをご存じですか?
何かに一生懸命取り組んでいる時の自分の姿を気にした事はありますか?
日々の生活の中で、意識と行動の記録は姿勢に現れ、それらは3つのタイプに分けることができます。
一つ目は
1.前重心の人
夢中で前方の人と話している時や、前方に興味がある時、人は自然に体重を前方に移しています。
最近は対面のセミナーの機会も少なくなっていますが、例えばあなたが、セミナー講師としてお話されるならば、
受講者の姿勢を見るだけで、あなたのセミナー内容に興味があるかないかが一目でわかります。
もし、後ろ重心になっている方が多く見受けられたら、少し話を変えてみるのもいいかもしれません。
反対にあなたが受講者だった場合は少し前重心で聞くことを心がけると、講師の方からも好印象を持っていただけること間違いなしです。
一方で、このような姿勢を習慣化すると、体の前半分が硬直し、やる気の空回りや焦りイライラ、異常な食欲が引き起こされるなどの傾向があります。
私もこのタイプで、体の前半分の顔、胸、腹、下腹、脚にエネルギーが集まっていて、つい人の話にのめり込んでしまう傾向にあります。
2.横重心の人
横重心の人に目立つ傾向は、斜めに構え、物事を正面から捉えず、議論しないという傾向があります。
また、表現ははっきりしているが、心身共にもろさが感じられることがあります。
その中でも右横重心の人には、集中癖があり、時に恨みや怒りの感情を持ち続けるような傾向があります。
左横重心の人には、社交的で、好き嫌いなく食欲旺盛な方が多いです。また、人から頼まれるとあれもこれも引き受け、一度に多くのことに取り組もうとしますが、結局実行できずに悩む傾向があります。
3.後重心の人
後半分に力のある人は、しっかりとした信念を持ち、持続力もありますが、これが硬直すると頑固・傲慢になる傾向があります。
また反対に、これが弱い人は物事を始めても継続できない、物事をマイナスに受け取ってしまう、整理が不得意などの特徴があります。
話の内容に興味がなかったり、疑問を感じている時は体の前半分には力がなく、胸や腹が後ろに引けています。この場合、生命エネルギーが偏っていることも表しています。
性格以外にも内臓機能異常による、筋肉の緊張やアンバランスから、姿勢の歪みがでることもありますが、ぜひ一度鏡を見てご自身の姿勢をチェックしてみてください。
今のあなたの心の状態を客観的に見ることができます。
今回は姿勢について書きました。
64歳を迎えたjunkoは、これからの人生、前のめりで積極的に目の前の事に挑戦して行き、周りの方々にも勇気を与えて行きたいと思っています。