『夢中になって今がある』
ある雑誌の『第一線で活躍する女性』のインタビュー記事が目に止まりました。
そこに、『負けず嫌いな性格と創意工夫を重ねるうちに夢中になって今がある。』
『どんな仕事でも、やらされ意識では努力も辛くなり、物足りない結果に終わってしまう』
と書かれていました。
このくだりを読んでいて、ふと前職の『保健室の先生』だった頃のことを思い出しました。
どこの学校にも必ずある『保健室』、他の教室とは少し違った温かい空気に包まれた一部屋。
私もその『保健室』が大好きでした。
小学生の頃、しんどくて保健室に行った時、(ひとりでなかなか保健室に入れなかった子供でした)
保健の先生にとても優しくしてもらいました。
そこから病みつきになり、しょっちゅう保健室に通うようになり、自分らしさを唯一出せるとても居心地の良い場所となりました。
そんな経験もあり迷わす『保健室の先生』という職業を選びました。
保健室の先生という仕事
小学校で子どもたちの突発的な病気やケガの応急処置をしたり、学校全体の保健の管理をしたりと長年子供達と関わってきました。
そんな中で、将来大人になっていくこの子供達に『身体の健康の大切さ』を伝えていきたいと思うようになりました。
元気な子供達にそれをどう投げかければいいのか。
『自分の身体の健康』に興味をもってくれるか。
子供達の反応を見ながら様々なことをやってみました。
例えば、毎月の体重測定時に紙芝居を作ったり、指人形、パネルなどを使って、身体の話しをしたり創意工夫を重ねながら、『夢中』で子供達と関わってきたように思います。
その当時の生徒さんから
「先生にあの時してもらった『添加物のテンカチャン』の話を今は我が子に話しています。」などと言ってもらうと本当に嬉しいです!
もし私が「学校から言われて…」とやらさせた意識でいたら、努力が時には辛い気持ちになったり、結果が出なければもっと辛い状況になっていました。
そして、自分を追い込んでいたら、この子供達の心に残る話になっていなかったように思います。
保健室からサロンへ
今は『健康』に携わる仕事を『保健室』から『サロン』と形はかわりましたが、その当時と変わらない熱意と意気込みで創意工夫をしながらお客様の『身体の調律』をさせていただいています。
現在の『音響ビューティーヘルスLABO』に至るまでに、『ソフィア』という治療所をしていました。
現在はさらに進化をして、『耳で心と体を読みとき』その症状から様々な音を身体にかけることによって、身体を正常な状態に整えていく、唯一無二のサロンを経営させていただいています。
子供の頃の私にとって『保健室』は唯一無二の場所でした。
そして、唯一無二の『保健室』の先生になりました。
さらに、65歳を迎えた私は、唯一無二の場所として『音響ビューティーヘルスLABO』を多くの方に提供していこうと思っています。