私の人生
死生観は大きく変わりました
先日、新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなられた志村けんさんが、地元の東京・東村山の名誉市民に選ばれることになったという報道を目にしました。
その志村けんさんの訃報から1カ月も経たない4月には、女優岡江久美子さんが亡くなられたことを聞き、私はとてもショックを受けました。
私にとっては、笑顔も素敵でいつまでも可愛らしい女性で、親近感の持てる女優さんでした。
ちょうど、抗がん剤治療をされて、免疫力が低下していたとか、様々な報道がされていました。
抗がん剤の副作用の辛さについて聞いたことがありますが、
生きる!
という思いでそれも乗り越えられたと思うと胸が痛み、残念でなりません。
特にこの岡江久美子さんの死で、私の死生観は大きく変化しました。
若い方にとっては、生きることと死ぬことに対する考え方、死生観に向き合う機会は少ないと思いますが、
私は残りの人生を前向きに生きるためのもの!
と考えています。
私も、両親の死を迎えたときは、寂しい気持ちはもちろんありましたが、淡々と儀式に向かっていましたし、まだ若かったので自分に照らし合わせることまではしませんでした。
しかし、岡江さんとは同年齢ということもあり、誰もが明日も大丈夫という確証がないことを改めて考えたとき、これから先の人生に対する私の考え方が変わりました。
人の命はあっけないもの。
でもそれを恐れたり、悲しんでいても仕方がないのでしょうね。
私は、岡江さんの分まで、一分一秒も無駄にしたくない!
一度しかない私のこの人生をどう生きていくか?
どうしたら、人の役に立てるのか?
今、何をすべきなのか?
施術者として何ができるのだろうか?
と考えている自分を客観的にみると、彼女の死について悲しい気持ちにはなりますが、
それをプラスにできている自分もいます。
以前、知人からアップル社の創業者、スティーブ・ジョブズという人の言葉を教えてもらいました。
あなたの時間は限られている。
だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。
ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。
それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。
他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。
私は特に、この部分が心に響きました。
もう年だから、若くないからと何事も諦めていませんか?
もしかして、今まで他人の人生を生きてきませんでしたか?
私と一緒に、与えていただいた命を精一杯生きてみませんか?
あなたの人生、バージョンアップをしてみませんか。
その方法についてもまた書いていきますので、参考にして頂けると嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。